影の実力者になりたくては、累計650万部を超えるラノベ作品でアニメも2期放映された人気作です。
そんな影の実力者になりたくてをネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、影の実力者になりたくての打ち切り理由について解説していきます。
打ち切りだと思われている原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることで影の実力者になりたくてへの見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】影の実力者になりたくては打ち切りになっていない
2018年1月に「小説家になろう」で連載が始まり、現在も連載中のため打ち切りにはなっていません。
「このライトノベルがすごい!」では、2020年に3位、2024年に7位、2025年10位にランクインしています。
発行部数も2025年4月時点で650万部を超える大ヒットをしています。
2022年10月にアニメ化もされており、劇場版の制作も決まるなど依然高い人気を誇っています。
ゲームやラジオ、スピンオフ作品もあり幅広い展開をしている点からも打ち切りになるような人気の低迷などもありません。
影の実力者になりたくてが打ち切りになると思われた理由5選
ここからは、実際には打ち切りの事実がない影の実力者になりたくてが打ち切りと勘違いされた原因を解説していきます。
これらの理由によって影の実力者になりたくてが打ち切られると勘違いされているようです。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
小説家になろうの更新は2年以上なく、更新停止状態になっている
もともと連載を始めた「小説家になろう」ですが、そちらの更新は止まっています。
2022年11月を最後の更新として、現在は書籍版での連載にシフトしました。
そのため、「小説家になろう」で連載を追っていた人は、打ち切りになったと勘違いする人もいたようです。
書籍化する際に内容に加筆がされており、そちらを正史とすると発言があるため今後も「小説家になろう」での更新はないと思われます。
「小説家になろう」での更新は2022年で止まっているが、書籍版で連載は継続している
外伝漫画「陰の実力者になりたくて! しゃどーがいでん」が2023年に完結している
外伝作品である「陰の実力者になりたくて! しゃどーがいでん」が2023年9月に完結しています。
打ち切り説は、外伝作品の終了を知った人が原作の終了と勘違いしたと考えられます。
読んでみると分かりますが、外伝は4コマ漫画であって本編と内容を補完するようなものではありません。
原作は同じですが、漫画を描いているのは別の人で外伝作品の終了が原作に影響を与えることはないです。
外伝作品は4コマ漫画であり、原作の終了に影響を与えるようなことはない
アニメ2期の話数が1期よりも少なく、原作内容のカットが注目された
陰の実力者になりたくてはアニメを2期まで放送しています。
2022年に放送された1期は2クール全20話でしたが、2023年の2期は1クール全12話でした。
そのためか、2期では内容に改変があったり台詞のカットされるなどの変更点が目立ちました。
呪文の詠唱がカットされたことでギャグ寄りの印象を感じた、内面描写が少ないので原作のコミカルさが分かりにくいなどの声があります。
こうしたマイナスな印象を受けた人が、1期よりも2期が短いのは打ち切りが原因ではないかと考えたようです。
ただ、アニメ2期の演出に関してもテンポが良く、戦闘シーンが見やすかったという好意的な意見もあります。
放映中に打ち切りになった事実もなく、予定通りの話数での完結したことは間違いありません。
アニメ2期は1期よりも話数が少ないが、予定通りの話数であって打ち切りではない
小説版の4巻の発売が1年半くらいなかった
2018年に1巻が発売された小説版ですが、3巻までは約4か月の間隔で発売されました。
しかし、そこから4巻が発売されるまで約1年半も期間が空きました。
公式の発表などもなく、4巻が発売されてからも遅れた原因は明かされていません。
4巻を待っている読者たちが発売が遅れた状況に「打ち切りでは?」と不安を抱いたと考えられます。
しかし5巻以降も1年に1冊くらいのペースで進んでおり、全体で見れば4巻も極端に発売が遅れたとも言えません。
3巻までと4巻以降で発刊ペースが違うが、全体では1年に1冊くらいのペースで落ち着いている
作者がSNSなどで発信をしておらず、体調不良などを疑われることがある
原作者の逢沢大介さんはXなどのSNSで日常的な発信はしていません。
作品の公式Xはあるので、そこにインタビューなどが載ることはありますし、作品情報を追えます。
ただ、単行本の遅れなどの際に原作者からの発信がないため、憶測やデマが広がりやすい面があります。
実際に原作の発売期間が空いた際にも公式に理由などの発表はありませんでした。
こうした状況に打ち切りになったのではないかと不安に思う読者が打ち切り説を強めている面があります。
原作者のSNS発信がないため、発売が遅れるとデマが広がりやすい
影の実力者になりたくてを読んだ人のリアルな口コミ
ここからは影の実力者になりたくてを読んだ人の口コミを紹介していきます。
これから影の実力者になりたくてを読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
影の実力者になりたくてがつまらないと感じた口コミ

主人公が影の実力者ごっこをしている設定に対してやっていることが過激で違和感。
創作とはいえ倫理観がなさすぎて受け付けなかった。

「オーバーロード」と「このすば」を足して2で割った印象。
よくあるなろう系という感じで、読み進めると冷めてしまう。

主人公の立ち振る舞いや性格が不快で読み進めるのがキツかった。
やりたいこと以外興味が極端にないキャラでサイコ感がしんどい…。
影の実力者になりたくてが面白いと感じた口コミ

勘違いコメディが面白くて、設定で読ませる作品って感じ。
無駄な展開もなくてサクサク読めるのでおすすめ。

架空の組織をでっちあげる嘘が本当にあったり、中二病全開で面白い。
周りはシリアスなのに、主人公はコミカルなギャップがいい。

中二病な主人公がそれを自覚しながら、全力で中二病していて最高!
エンターテインメントとして面白い!
影の実力者になりたくてについてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることで影の実力者になりたくてをまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
口コミで「きつい」という人がいるが内容的にどういう人におすすめ?
中二病的な振る舞いがきついと感じる人は読むのをおすすめできません。
なろう系小説に分類されるが、主人公の動機が「影の実力者になりたい」というものです。
他作品のような「平穏に暮らしたい」「世界を救いたい」のような設定と比べると感情移入がしづらいです。
主人公はあくまで「影の実力者ごっこ」をしていて、その姿を周りが勘違いしたりして話が展開していきます。
そうしたギャグとシリアスが混ざった展開に面白さを感じる人は読んでみることをおすすめします。
アニメ3期の放映予定はいつ?
現時点でアニメ3期の放映は決まっていません。
アニメ2期の続きが劇場版になるので、劇場版の公開より前に制作されることはなさそうです。
劇場版がどこまで原作の内容を進めるか分かりませんが、ストックはまだあるので3期の可能性は十分にあります。
あとは、劇場版公開までに制作が決まらない場合は興行収入なども影響を与える可能性があります。
劇場版の公開日はいつ?
2023年12月に制作決定した劇場版「陰の実力者になりたくて! 残響編」ですが、公開日は未定です。
2024年5月に特報映像が出ており、キャストも主人公がアニメ版から引き続き山下誠一郎さんが担当することも発表されています。
ただ、その他のキャストの発表などもなく、制作がどこまで進んでいるかも分かりません。
映画公式サイトがオープンしているので、最新情報は公式サイトも確認してみましょう。
→劇場版「陰の実力者になりたくて! 残響編」公式HPはこちら
アニメと原作で内容にどのくらい違いがある?
アニメにはオリジナル展開もあり、新規エピソードも収録されています。
主人公のモノローグがアニメにはないので、内面が分かりづらく原作のコミカルさは感じにくいです。
その分、戦闘シーンの迫力やテンポが重視されており、主人公がかっこ良くシリアスに感じる意見が多いです。
原作はごっこ遊び的な主人公と真剣な周りのギャップを感じやすく、よりギャグ寄りと言えるでしょう。
無料の漫画アプリで読める?
コミック版については「ピッコマ」で一部無料で読むことができます。
1巻2話の途中までが完全無料で、その後13巻までは1日1話無料で読めます。
ただし、話数が分割されているので3日分で約1話分と読むのに時間がかかります。
お試しとして読むのにはいいですが、作品に興味が出たら購入して一気に読むことをおすすめします。


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