サバイバー宿命の大統領は、論理・道徳・人間性を問う深い物語を描いた作品です。
政治の複雑さと2つの選択肢に生じる状態・感情、緊迫感あふれるドラマになります。
そんなサバイバー宿命の大統領をネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、サバイバー宿命の大統領の打ち切り理由について解説していきます。
作品が打ち切りになった原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることでサバイバー宿命の大統領への見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】サバイバー宿命の大統領は打ち切りになっている
2016年9月に放送が始まり、2019年6月に放送を終了しています。
主人公を演じたキーファー・サザーランドさんの圧倒的な演技力により、批評家と視聴者から高評価を受けました。
2017年9月にシーズン2が放送されましたが、シーズン1で1,000万人を超えた視聴者が300万人台まで落ち込みました。
そのため、2018年5月にアメリカの放送会社ABCは打ち切りを決め、同年9月にNetflixが10話構成のシーズン3を配信すると発表されました。
このシーズン3をもってシリーズは終了し打ち切りとなりました。
サバイバー宿命の大統領が打ち切りになった理由5選
ここからは、サバイバー宿命の大統領が打ち切りになった原因を解説していきます。
これらの理由によってサバイバー宿命の大統領が打ち切りになったと考えられます。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
ピーク時1,000万人を記録した視聴者数がシーズン2で300万人台に落ちていた
放送前から注目を集めた本作は、第1話で視聴者数1,000万を超えた人気作でした。
海外大手映画データベースIMDbの評価が7.7と好評で、映画評論サイトのロッテン・トマトでも高評価が86%と高い評価を受けました。
続くシーズン2ではシーズン1と比較すると日常~中規模の事件が多かったです。
その結果、ワンエピソード毎の国家的危機という緊迫感が薄れたことによって視聴者離れを起こしたと思われます。
シーズン2の後半では、視聴者数300万人台とピーク時から半分以下まで減っていました。
シーズン1では良い評価を得たが、シーズン2では話の緊迫感の低下もあり視聴者が離れた
ショーランナーの交代が多く、話のテーマが話が進むごとにズレていった
シーズン2は各エピソード毎に制作責任者であるショーランナーの交代が多くありました。
そのためか、シーズン2ではシーズン1のようなスピード感のある展開が少なくなりました。
爆破テロにより急遽大統領を務めたシーズン1の緊迫感が好きだった視聴者にはストーリーも物足りなかったという意見もあります。
全体的に制作責任者の交代によって物語の方向性が統一感を欠いてしまいました。
政治ドラマの作品に求める一貫性が揺らいだことにより視聴者の離脱につながったと思われます。
制作責任者の交代により物語の方向性がシーズン1から変わり視聴者の減少が目立った
主演のキーファーサザーランドが撮影拠点の変更を希望していた
キーファーサザーランドさんは、シーズン2の制作の際に私情の理由で撮影拠点の変更を希望していました。
その理由は、『家族との時間を大切にしたい』という事情やハリウッドでの仕事との兼ね合いが影響していました。
ただ、撮影拠点の変更には多大な費用がかかることや、カナダの税制の優遇がなくなることによる制作費の増大が懸念されました。
こうした事情から、撮影拠点が変更できないことで打ち切られたのではないかと考える人もいました。
しかし、Netflixで制作したシーズン3でも結局撮影拠点は変更されませんでした。
そのため、撮影拠点が変更できないことで打ち切られた可能性は低いと思われます。
撮影拠点の変更は通らず製作は進んでおり、打ち切りの理由になったかははっきりしない
シーズン3制作時に主要キャストとは1年契約をしており、続編制作には再契約が必要だった
シーズン3ではNetflixが制作を引き継いでいます。
主要キャストとは1年限定契約でNetflix側は試験的にシーズン3を制作したことが分かります。
仮にシーズン4を制作する場合には、新たにキャストとの契約が必要になります。
しかし、人気俳優は他の制作ドラマなど出演依頼も多いためスケジュール調整が難航したという情報もあります。
こうした主要キャストとのスケジュールが打ち切りに繋がった可能性があります。
1年契約のため、続編には再契約が必要でキャストとのスケジュール問題があった
同時期に同じ政治ドラマの「ハウス・オブ・カード」など人気作が配信されていた
ハウス・オブ・カードは、2013年~2018年にかけて放送された大人気ドラマです。
サバイバー宿命の大統領は2016年9月に放送されたので、ハウス・オブ・カードと競合しました。
ハウス・オブ・カードのドラマも大統領を中心とした政治劇が中心でジャンルが同じで、視聴者の奪い合いになります。
ただ、ハウス・オブ・ガードは「プライムタイム・エミー賞」を受賞するなど高評価を得ています。
同じ時期に同じジャンルの人気作があったことも、視聴者離れを起こした原因と言えます。
同じジャンルのハウス・オブ・カードと視聴者の奪い合いによって視聴者の減少もあった
サバイバー宿命の大統領を観た人のリアルな口コミ
ここからはサバイバー宿命の大統領を読んだ人の口コミを紹介していきます。
これからサバイバー宿命の大統領を読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
サバイバー宿命の大統領がつまらないと感じた口コミ

どんな困難にも実直に対応していくカークマン大統領とその仲間たちが好きだった。
それなのに、その主軸が崩壊し残念な終わり方でせめて上手くまとめてほしかった。

シーズン2から連続したストーリーにも関わらず、過去大統領をサポートしていたメンバーの多くが登場しなくて変な感じになった。
政治系の内容も難しくて理解しきれなかった。

打ち切り感が凄くてとてもがっかりした。
結局重要な伏線も回収されず、誰が悪いのか、わからないままでスッキリしない終わり方が残念。
サバイバー宿命の大統領が面白いと感じた口コミ

リアルな社会問題がたくさん盛り込まれている点で意欲的かつ骨太な作品で素晴らしかった。

アメリカ基準の正義感も日本基準の正義感も全く同じで正しいことはなにか、本当に目指す理想は同じである。ということが分かる。

この作品のキーファー・サザーランドのような嘘のない公明正大な政治家が居たらいいのになと思いながら見てた。
サバイバー宿命の大統領についてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることでサバイバー宿命の大統領をまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
シーズン3からNetflixでの配信に変わったのはどうして?
シーズン2で視聴者数が減少し制作費も高騰したことが原因に挙げられます。
そうした状況でABCスタジオはシーズン2での打ち切りを決め、シリーズは終わるはずでした。
しかし、放映の権利を買い取ったNetflixがシーズン3を制作することになりました。
ただし、権利はABCスタジオなどと分散しており、複雑な構造となってしまっています。
韓国版のリメイクは原作と内容的に違いはあるの?
韓国とアメリカの憲法の違いを考慮し韓国の政治制度や文化に合わせてリメイクした作品です。
韓国版では主人公は大統領選挙の代理として描かれており韓国社会での問題をリアルに撮影されています。
政治系ドラマといった設定は同じですが、国が違うため登場人物の関係性や結末はアメリカ版とは異なります。
韓国版『サバイバー60日間の大統領』は1シーズン完結型で完成度の高いドラマとして好評の声もあります。
配信はどこで見られるの?
Netflixのみ視聴可能です。
視聴する際はNetflixへの登録が必要になります。
新規で登録する場合は、まだ公開がされているか確認の上、登録をするようにしてください。


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