ボルトは、『NARUTO -ナルト-』の正式な続編です。
2016年から連載が始まり、ナルトの息子・うずまきボルトを主人公にした新世代の物語です。
そんなボルトをネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、ボルトの打ち切り理由について解説していきます。
打ち切りだと思われている原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることでボルトへの見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】ボルトは打ち切りになっていない
2016年5月に連載が始まり、現在も連載中のため打ち切りにはなっていません。
本作は、全世界で2億5,000万部以上を売り上げた大人気漫画「NARUTO」の公式の続編作品にあたります。
連載前から映画が公開されるなど、注目度が高く期待を集めました。
週刊少年ジャンプで連載がスタートし、現在は月刊誌のVジャンプに移籍しています。
2017年にはアニメ化もされており、2023年まで6年間も放送が続き続編も決まっています。
こうした人気からも、ボルトは打ち切りになっていないと言えるでしょう。
ボルトが打ち切りになると思われた理由5選
ここからは、実際には打ち切りの事実がないボルトが打ち切りと勘違いされた原因を解説していきます。
これらの理由によってボルトが打ち切られると勘違いされているようです。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
掲載誌が週刊少年ジャンプからVジャンプに移籍をしている
ボルトの第一部は、2016年に週刊少年ジャンプで連載が開始されました。
その後、2019年7月号からVジャンプへ移籍して連載が続いています。
この移籍は、ゲームやカードなども扱うVジャンプでマルチメディア化を目指したと発表されています。
また、作画スケジュールや物語の構成に月刊誌の方が向いていることも理由とされています。
しかし、掲載紙の移動は「人気が下がったから?」と勘違いを生みやすい傾向があります。
こうした背景から「やっぱり打ち切りか?」という声が出やすかったようです。
ただ実際には連載は続いており、移籍した理由としては制作上の都合です。
制作上の都合があり、週刊少年ジャンプからVジャンプに移籍をしている
第一部が完結したため、作品自体の完結と勘違いされた
ボルトは、第一部が2023年4月に完結し、休載に入ると発表がありました。
第二部は2023年8月から開始しましたが、それまで数ヶ月の空白期間があります。
この間が、「打ち切り」のうわさを生んでしまいました。
SNSでは「ボルト第一部完結!」という見出しが単独で広まり、「ボルト完結」という誤解が多発しました。
実際には第一部が完結しただけで、第二部の連載は続いています。
第一部の完結から第二部の開始まで数ヶ月の空白期間があり、打ち切りのうわさが生まれた
前作「NARUTO」のファンからやめてほしいと言う意見がある
前作『NARUTO』は、700話以上続いた国民的作品です。
また、世界中でも人気があり、世界累計で2億5,000万部以上を売り上げています。
ナルトとサスケの物語が綺麗に完結しており、「完璧に終わった物語に続編はいらない」という声も多いです。
そしてファンの間では、長年感情移入してきた主人公が交代したことへの抵抗感も強くあります。
また、ボルトが最初は反抗的な性格だったため、受け入れにくい人もいたようです。
一方で、ボルトを支持するファンも多く、作品自体の人気も高くなっています。
特にカワキとの関係性や大筒木をめぐる設定の深掘り、第二部のシリアス路線や成長したボルトの描写が評価されています。
その結果、第二部『TWO BLUE VORTEX』はむしろ高評価の声が増えています。
大人気作品の続編として賛否が割れることが多いが、第2部はむしろ高評価の声が増えている
アニメの放送時間帯の変更が繰り返しあったため、打ち切りと誤解された
アニメ「ボルト」は放送開始当初から、日曜朝、木曜夕方、土曜夕方など、時間帯変更が繰り返しありました。
アニメは通常、人気作品ほど固定枠を維持する傾向があるため、「枠が動く=視聴率が安定していないのでは?」という憶測が生まれました。
時間帯変更があるたびに、「また枠移動?」「これ打ち切りじゃないの?」という投稿が増え、噂が加速しました。
アニメは2023年3月で一旦終了し、再開時期が未発表のままです。
アニメ休止のニュースが大きく報じられたため、「漫画も終わったのでは?」という誤解を強めてしまいました。
アニメ休止のニュースが大きく報じられ、「打ち切りでは?」という誤解を強めた
アニメ版が途中からオリジナルストーリーになり、視聴者離れを起こした
ボルトの原作は月刊連載のため、ストックが少ないという問題があります。
その結果、アニメは原作に追いつかないように大量のオリジナル回を挟む必要がありました。
ただ、これがテンポの悪さにつながり、視聴者の熱量が下がってしまいました。
アニメ版ボルトは原作エピソードよりオリジナルストーリーの方が多い時期が長かったのが特徴です。
そのため、「いつ本編に戻るの?」「話が進まない」と感じる視聴者が増え、視聴者離れを起こしてしまいました。
また、オリジナルストーリーの内容が本筋と関係ないと感じられてしまったのも事実です。
結果として「緊張感がない」「NARUTOの頃のような盛り上がりがない」という声も増えました。
アニメ版は原作エピソードよりオリジナルストーリーの方が多く、視聴者離れを起こした
ボルトを読んだ人のリアルな口コミ
ここからはボルトを読んだ人の口コミを紹介していきます。
これからボルトを読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
ボルトがつまらないと感じた口コミ

NARUTOが大好きで期待していたのですが、イマイチ主人公に感情移入できません。ボルトがクソガキに感じます。

展開がダラダラでもう読まないかな!
ナルトのほうがだいぶ面白かった。

ストーリーは面白いけど、絵が好きになれない。
とにかく絵が気持ち悪い。
ボルトが面白いと感じた口コミ

絵柄の違和感は最初こそ強かったけど、読み進めるうちに気にならなくなった。
2代目ということで親世代の関係性が少しわかりにくく感じはするが、受け継いだ技もあり想像するのが楽しい。

ナルトの次の世代のキャラが見れてとてもうれしい。
ナルトやナルトの同期の子供が活躍してるのを楽しく読むことができます。

展開が読めないから面白い。早く次の続きが気になってしょうがない。
更新をもうちょっと早くしてくれー!!
ボルトについてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることでボルトをまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
前作の主人公ナルトが死亡したと噂されているけど本当?
結論から言うと、ナルトは死んではおらず、生存しています。
現在の物語では死んだように見える状況に置かれているため、噂が広まったようです。
ただし、正確にはナルトとヒナタは、カワキの術によって別の空間に封印されている状態です。
これは「死亡」ではなく、生存したまま隔離されているだけです。
SNSでは「ナルトが死んだ?」という投稿が拡散したため、誤解が強まってしまいました。
前作「NARUTO」の作者岸本斉史さんは制作に関わっているの?
岸本斉史さんは、ボルトの連載初期は、監修という立場で深くは関わっていませんでした。
世界観のチェック・設定の確認・大きな方向性の助言といった「見守る側」の関わり方でした。
岸本さん自身がインタビューで「自分はそこまで深く関わっていない。読者として楽しんでいる」と語っています。
それが第一部の後半からは、徐々に岸本さんの関与が増えてきます。
物語が大筒木編に入り、重要な展開が続く中で、岸本さんの意見が反映される場面が増えたようです。
そして第52話以降は、脚本担当だった小太刀右京さんが降板し、岸本さんが直接担当する形に戻ったとされています。
これはファンの間でも大きな話題になりました。
しかし、実際に岸本さんがストーリーの原案を担当していますが、ストーリーは池本さんが考えていると明言されています。
2025年のCBRインタビューで、岸本さんは「ボルトは池本さんが完全に主導している」と語っています。
漫画版は無料でどこで見られる?
無料で読みたい人におすすめのアプリが、Vジャンプ、少年ジャンプ+、ゼブラックです。
他にも人気作だけに多くの漫画アプリで公開されています。
もし、既に利用しているアプリがある場合は公開がないか確認をしてみましょう。
また新たにアプリをインストールする際には事前に公開がまだされているか確認をしておきましょう。


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