アオアシは、ビッグコミックスピリッツで連載された人気作です。
プロサッカー選手を目指す10代の育成組織を真正面から描いた、リアル志向のサッカー漫画です。
そんなアオアシをネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、アオアシの打ち切り理由について解説していきます。
打ち切りだと思われている原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることでアオアシへの見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】アオアシは打ち切りになっていない
2015年1月に連載が始まり、2025年6月に連載が終了しています。
10年という長期間の連載であり、単行本は全40巻で完結しました。
また、2017年にマンガ大賞第4位、2020年に第65回小学館漫画賞一般部門を受賞しています。
さらにアニメ化、舞台化もされており、メディア展開も幅広いです。
こうした人気からも、アオアシは打ち切りになっていないと言えるでしょう。
アオアシが打ち切りになると思われた理由5選
ここからは、実際には打ち切りの事実がないアオアシが打ち切りと勘違いされた原因を解説していきます。
これらの理由によってアオアシが打ち切られると勘違いされているようです。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
取材が細かい描写までされている分、休載が多いという意見がある
アオアシはJユースの戦術・育成・クラブ運営まで踏み込んだリアル志向の作品です。
そのため、実際のクラブや指導者への取材に連載の間も多くの時間を使っていました。
実際、作品の「Special Thanks」として多くのJリーグ指導者・元選手・分析担当者の名前が挙がっています。
これは、作者が彼らから戦術・育成・クラブ運営について話を聞いている証拠です。
休載理由として「取材のため」と説明されることもありました。
年に1回から数回の休載が継続的にあったため、打ち切りのうわさにつながりました。
しかし実際は、休載は作品クオリティ維持のために必要な時間でした。
実際のクラブや指導者への取材が多く、作品クオリティ維持のための休載が多かった
スピンオフ作品「ブラザーフット」が長期休載中で混同している人がいる
アオアシのスピンオフ作品「アオアシ ブラザーフッド」の主人公はアシトの兄・青井瞬です。
2021年7月から連載開始しましたが、2023年頃から連載が止まり、長期休載状態が続いています。
公式情報では、2026年4月ごろに連載再開予定と告知されています。
この2作品はタイトルがほぼ同じなので、SNSで「アオアシ休載」とだけ書かれると、混同してしまう人が多いようです。
しかし実際は休載しているのは「アオアシ ブラザーフッド」であり、「アオアシ」は2025年に完結しています。
休載しているのは「アオアシ ブラザーフッド」であり「アオアシ」は2025年に完結している
アニメ1期放映終了後にすぐに2期の制作が発表されなかった
2022年9月にアニメ第1期が終了したあと、2025年4月まで第2期の公式発表がありませんでした。
約2年半も続編情報が出なかったため、「すぐに2期が始まらないのはなぜ?」という疑問が広がりました。
これには制作上の都合があったと考えられます。
スポーツアニメは動きが多く、試合シーンの作画コストが非常に高いです。
特にアオアシはリアルなサッカー描写が売りなので、クオリティ維持には時間と予算が必要でした。
また、第1期はProduction I.G、第2期はトムス・エンタテインメントと制作会社が変わっています。
制作会社が変わると、企画の再調整、スケジュールの組み直し、スタッフ体制の再構築などが必要になります。
その影響で続編発表まで時間がかかったため、「打ち切り」という誤解がSNSで広まりました。
制作上の都合や制作会社の変更のため、アニメ第2期の制作発表まで時間がかかった
作者の過去作「てんまんアラカルト」が打ち切りになっている
小林有吾の過去作「てんまんアラカルト」は月刊少年マガジンで連載されていましたが、全4巻で終了となりました。
作者自身はブログで、「4巻であの物語は終わった」「続編を描くつもりはなかった」と語っています。
しかし、「伏線がほとんど解決していない」「衝撃のラストシーンで終わった」との指摘も多く、打ち切りと考えられます。
少年誌では過去に打ち切り作があると、今回も打ち切りになるかもしれないと不安を持つ人も多いです。
「てんまんアラカルト」の打ち切りの事実があるため、「アオアシ」についても打ち切りの不安が読者の間で広まりやすかったようです。
「てんまんアラカルト」の打ち切りの事実があり「アオアシ」についても打ち切りの不安が読者の間で広まりやすかった
物語終盤に同じサッカージャンルの「ブルーロック」が人気を集めていた
同じサッカージャンルであるブルーロックが2018年8月に「週刊少年マガジン」に連載開始されました。
ブルーロックはSNS映えするキャラ人気が強く、若年層に爆発的に人気が広がりました。
2022年にアニメ1期が放送され、2024年には映画も公開されています。
また、第45回講談社漫画賞・少年部門も受賞しています。
アオアシの連載の後半は、このブルーロックと比較され、勢いに押されているとの印象がありました。
同じジャンルの作品が人気を集めたことで、アオアシの読者離れにつながりました。
アオアシの連載の後半はブルーロックの勢いに押され、読者離れを起こした
アオアシを読んだ人のリアルな口コミ
ここからはアオアシを読んだ人の口コミを紹介していきます。
これからアオアシを読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
アオアシがつまらないと感じた口コミ

あまりにも主人公の成長が早く、上手くいきすぎるので「結局、天才の物語よね」とも思ってしまう。

ひたすら「耐える」時間というかそういうのが多い。
スカッとするようなカタルシスが少ない。

主人公が独りよがりなプレーをするのは今後成長するのかなと思い我慢できたのですが、短絡的で暴力的なところが見ていて無理でした。
アオアシが面白いと感じた口コミ

最高の漫画!!サッカーの勉強にもなるし、単純にマンガとして見ても面白い!
人生の勉強にもなる部分があって、読んでいて良かった!

読みながら何度も泣きました。サッカーは詳しくないけれど、これからはもっと応援していきたいです。子どもが大きくなったら読ませたいです。

サッカーのコツとか練習方法が分かりやすく書かれています。主人公の成長も面白いし、周りの登場人物も熱いやつも面白いやつも悪いやつもいていい!
アオアシについてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることでアオアシをまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
作者の死亡説のデマが流れたのはなぜ?
死亡説は完全なデマであり、いくつかの誤解や状況が重なって噂が広まったようです。
理由の一つは、休載が増えていたためです。
長期連載で休載が続くと、ネットでは「体調不良?」「もしかして…」と憶測が生まれやすい状況になります。
また、「アオアシ 作者」と検索すると、サジェストに「死亡」などが出ることがあり、それがさらに噂を強めた可能性が指摘されています。
しかし実際のところ、小林有吾さんは現在も活動を続けています。
アニメ2期の放映予定はあるの?
アニメ2期は2026年に放送予定です。
まだ具体的な時期は発表されていませんが、制作決定ビジュアルも公開されており、制作は順調に進んでいるようです。
第2期の制作会社は、トムス・エンタテインメントです。
内容の詳細はまだ出ていませんが、Aチーム昇格後のエスペリオンでの本格的な戦いが中心になると見られています。
漫画版は無料でどこで読めるの?
無料で読みたい人におすすめのアプリが、「ビッコミ」「サンデーうぇぶり」です。
他にも人気作だけに多くの漫画アプリで公開されています。
もし、既に利用しているアプリがある場合は公開がないか確認をしてみましょう。
また新たにアプリをインストールする際には事前に公開がまだされているか確認をしておきましょう。


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