ビースターズは、擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界が舞台の物語です。
累計発行部数は750万部を越え、アニメ化もされた人気作品です。
そんなビースターズをネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、ビースターズの打ち切り理由について解説していきます。
打ち切りだと思われている原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることでビースターズへの見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】ビースターズは公式に打ち切りになった事実はない
出版社や作者から打ち切りになったといった公式の発言はありません。
漫画は2016年9月に連載が始まり、2020年10月に連載が終了しています。
ビースターズは、人間の本性を動物たちに置き換え、種族を越えた友情や恋、逆に相容れることのない対立を描いています。
これまでも動物の擬人化作品は様々ありますが、ビースターズはダークな面も現実的に描き、人気を得ました。
「学園青春ドラマ→サスペンス→心理戦」と、物語が変化し続ける点にも魅力があります。
2018年には、第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞、第22回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しました。
また、2021年10月時点で累計発行部数は750万部を突破するなど人気も高い作品でした。
こうした事実からも、打ち切り終了の可能性は低いでしょう。
ビースターズの打ち切り理由として噂になった原因5選
ここからは、実際には打ち切りの事実がないビースターズが打ち切りと勘違いされた原因を解説していきます。
これらの理由によってビースターズが打ち切られると勘違いされているようです。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
物語が進むと裏社会などダークな雰囲気へ作風が変化した
物語の序盤は、学園生活の青春ドラマ寄りに描かれていましたが、後半は裏社会など暗い話が多くなります。
し中盤以降、禁止されているはずの肉食を取り扱う裏市の登場や暴力・政治・思想の対立など、ダークな雰囲気へ流れていきます。
これは作者が「動物の世界を使って人間社会の問題を描く」という意識から生まれています。
そのため、学園青春ドラマの範囲では描き切ることは難しく、キャラクターの成長と共に物語を学園の外側へ押し広げる必要がありました。
このようなジャンル転換が「元の雰囲気と違う」「方向転換=打ち切り前の迷走?」と誤解されやすかったのでしょう。
現実の社会問題に踏み込んだ結果、ダークな作風に変わっていった
敵役メロンとの決着までの流れが早く背景描写などが少なかった
メロン編は作中でも一番多くのページ数や巻数を占め、全体の約37%で描かれています。
しかし、それほどの量を占めながら、リズ編やシシ組編と比べると背景の描写が薄く、展開が早く感じるものでした。
混血・本能・正義など、扱うテーマが多いため、一つ一つの掘り下げに時間をかけられていないからです。
そのため読者の中で、キャラクターの心理描写の積み重ねが追いつかないまま、メロンとの決着を迎えました。
メロン編は初期の物語に比べて描写が薄いため、時間を掛けられないのが打ち切りのためだと誤解を招いた可能性があります。
扱うテーマが多く、物語の背景や心理描写が深く描かれないまま進行した
草食と肉食の共存という作品のテーマに明確な答えがなかった
最終章、主人公のレゴシは「草食と肉食の共存の理想を追い続ける個として生きる」という姿勢でした。
また、草食と肉食の共存のほか、裏市のあり方や混血問題の議論など、物語の中で「解決」したものはありません。
そのため、問題提起があるのに明確な回答がない点に、読者は腑に落ちないと感じました。
これはテーマに対して「社会の変革」ではなく「社会が変わり続ける過程」を描いているからです。
作者に「複雑な社会問題の回答を単純化させない」という意図があったのでしょう。
しかし読者には「問題が解決しないまま終わった→打ち切られたから?」という印象を与えたとみられます。
作中で問題が解決されないまま終わったため、打ち切りを連想された
雑誌の作者コメントでの「終わりが見えてきた」発言を誤解された
2020年1月に掲載誌「週刊少年チャンピオン」の巻末コメントで「終わりが見えてきた」と作者が発言しています。
この発言は、物語が裏市中心のダークな路線に移行していく頃のもので、同年の10月に作品は最終回を迎えました。
作中で、学園の描写が薄くなったり社会テーマが重くなったりなど、作風の変化が大きかった時期になります。
そのため、「終わりが見えてきた」というのが打ち切りが決まったと勘違いする読者もいました。
しかし、ビースターズの作者はもともと控えめに淡々とコメントするタイプです。
感情の起伏が掴みにくい点が、さらに読者の不安をあおったかも知れません。
そのため「方向転換は打ち切り前の迷走?+終わりが見えてきたコメント」で、打ち切りと想像しやすかったのでしょう。
物語の転換期に「終わりが見えてきた」コメントで読者の誤解を招いた
アニメが3DCGで作られたことや原作改変があった
ビースターズは作画の個性・内面描写の密度が濃く、映像化が難しいと言われていました。
原作を強く愛するファンは、アニメ化の際「どこまで原作に忠実か」も注視していました。
アニメは3DCGで制作され、美しい映像とリアルな動きが高評価でしたが、一部には原作の繊細さが表現されていないと不評でした。
また、作品のテーマである草食と肉食の差別・性・闇社会などが、表現規制等で原作よりマイルドな表現に変わっています。
そのため、原作の良さを表現しきれていない点や変更された点にひどいと評価する人もいました。
もともとテーマ的にも映像化が難しいと言われており、マイルドな表現に反発する声もあった
ビースターズを読んだ人のリアルな口コミ
ここからはビースターズを読んだ人の口コミを紹介していきます。
これからビースターズを読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
ビースターズがつまらないと感じた口コミ

事件を解決するまではほのぼのした雰囲気でおもしろかったけど、事件解決後は微妙になった。
ずっと同じネタをこすりつづけていて、グダグダ感。

弱肉強食の食物連鎖の摂理に反していて、この話は一体何処に向かってるんだろう?
伏線ぽいのも投げっぱなしで、読み終わっても何だったんだろうって感じ。

動物っぽさと人間っぽさが両方あって、あまりしっくりこない。
展開が遅いのもヤキモキしたし、ヒロインが誰とでも寝るのが好きになれない。
ビースターズが面白いと感じた口コミ

本能に苦悩しながらも、共存のために闘っていく物語。
キャラクターの葛藤もリアルに伝わってきて、読み応えあった。

性別・人種・風習、色んなことをすべて理解しあうのは難しい。
けど話し合ったり理解しようとしたりするのが大切だと教えてくれる漫画。

色んな事件を経てレゴシが成長して、自分の思いを伝えられるようになっていく。
ハルちゃんを大好きで大切に思うレゴシがかわいい。
ビースターズについてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることでビースターズをまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
ビースターズは打ち切りだったの?
打ち切りになっていません。
公式に出版社や作者からも打ち切りになったという発言はありません。
視聴者による噂がSNSなどを中心に広がったことで打ち切りと勘違いされています。
ハルが気持ち悪いと言われてしまう理由はなに?
ハルは「自分の存在を肯定してもらうための行動」として、男性との関係を持ってしまう背景があります。
しかし、複数のキャラクターと関係を持つなど、表面的な行動が強く目立ち、嫌悪感を抱かれやすいです。
また、主人公のレゴシとヒロインのハルは比較されやすく、2人は対照的に映りました。
「レゴシは純情で一途」「ハルは奔放で不誠実」のような構造が出来上がり、気持ち悪いという意見に繋がったのでしょう。
アニメは漫画版のどこまで進んだの?
アニメの第1期・第2期は、原作の1~11巻(第97話)で、リズ編の決着あたりまでです。
Final Season(第3期) Part1では、続きの12〜16巻途中(第100〜123話)あたりまでアニメ化されています。
残りの最終話までの物語となるFinal Season(第3期) Part2は、2026年に制作予定とされています。
放送日程はのちに発表されると思いますので、続報を待ちましょう。
漫画版を無料で読めるアプリはある?
ピッコマ、LINEマンガなど、多くのサービスで読むことができます。
期間限定で無料で読める範囲が増えている場合もあります。
既に利用しているサービスなら、無料公開しているか確認してみましょう。
また、これから利用する場合も、公開しているか事前に確認してみてください。


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