七夕の国は、有名漫画「寄生獣」を描いた作者が次回作として描いた作品で、ドラマ化もされた人気作です。
そんな七夕の国をネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、七夕の国の打ち切り理由について解説していきます。
打ち切りだと思われている原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることで七夕の国への見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】七夕の国は打ち切りになっていない
実写映画やアニメ化もされた人気漫画「寄生獣」の作者が描いた作品になります。
寄生獣の次に連載された作品が期待が高かった半面、巻数は全4巻と少なくなっています。
ただ、2003年に完全版の上下巻が発売されるなど根強い人気を誇る作品で、打ち切りになった事実はありません。
実写ドラマは2024年7月からDisney+で独占配信が始まり、2024年8月に最終話を迎えました。
ドラマ版も全10話と短い構成になっていますが、こちらも予定通りの話数で打ち切りではありません。
七夕の国が打ち切りになると思われた理由5選
ここからは、実際には打ち切りの事実がない七夕の国が打ち切りと勘違いされた原因を解説していきます。
これらの理由によって七夕の国が打ち切られると勘違いされているようです。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
全4巻と巻数が少なく、連載も不定期だったため打ち切りが疑われた
漫画の単行本が全4巻までと、漫画作品としては少ない巻数で完結しています。
同じ作者の前作「寄生獣」が全10巻だったので、半分以下の巻数になっています。
こうした短い巻数で終わる作品は、編集部に打ち切りにされているケースもあるため七夕の国も打ち切りではないかと考える人もいます。
また、連載自体も不定期で載っていないことが多かったために打ち切りになった印象を持たれやすかったです。
前作の「寄生獣」の半分以下の巻数で、連載当時も不定期連載で載っていないことが多かった
最終回の終わり方が中途半端で物語が完結していないように見える
最終回では主人公が地球を救う決断をして、エンディングを迎えます。
別の世界へ行こうとするヒロイン幸子を止め、カササギから解放され問題は解決したように見えます。
しかし、未回収の伏線があったり、終盤の展開の速さが打ち切りだという印象を与えています。
もっと最後まで時間をかけて説明をして欲しかったという感想も多くあります。
ただ、作者自身「読者に想像の余白を残す」エンディングにしたことを明記しており、わざとこうしたエンディングにしたことが分かります。
最終回が中途半端に感じる声もあるが、作者が意図的に読者の想像する余地を残した
前作の「寄生獣」を知って読み始める層が多く期待値が高かった
作者が七夕の国を始める前に連載していた「寄生獣」は1,100万部を超える大ヒット作品でした。
アニメ化、実写映画化もしており、1995年に連載を終えていますが、今でも根強い人気があります。
そんな作品の次回作だったことで七夕の国に大きな期待を寄せる読者が多かったです。
また、現在においても「寄生獣」の実写映画などから七夕の国を知る人も一定数はいるでしょう。
こうした人たちから見ると巻数の少なさもあって、「寄生獣」と比較して打ち切りになったんだと思われがちです。
作品を知るきっかけが前作「寄生獣」になりがちで、人気を比較されやすい
ドラマも全10話と短く、内容の改変が原作ファンに不評だった
Disney+で実写ドラマ化もされましたが、全10話とドラマにしては短い構成になっています。
話数が短いと打ち切りになったと感じる人も多く、映像的にグロい描写が多かったことも打ち切り説を強めました。
映像化困難と言われた作品だけに原作ファンの期待も高かったですが、改変に対する批判もありました。
ドラマ版は原作よりも登場人物の内面にスポットを当て人間ドラマをメインとしています。
そこが、原作の持つ不気味さや怖さを表現できていないと言われ批判される原因になっています。
ドラマ版は原作よりも人間ドラマがメインで、古い作品だけに現代版にアレンジされている
ドラマの演出が地上波でありえないほど過激で怖いと否定的な意見もあった
七夕の国は演出的に怖さやグロい描写が多く、実写化するのは難しいと言われていました。
実際、宣伝でも実写化不可能と言われていたことを強調することが多くありました。
人間が消失する描写など、見ていてゾワゾワするような過激な場面も多く苦手に感じる人も多いです。
表現的に過激なものは規制の対象になったり、批判が集まりやすい傾向があります。
そうした過激な描写が多かったことも打ち切りにされたのではないかという想像に繋がっています。
地上波では放送できないような過激な描写が多いことで打ち切りにされたと考えた人もいる
七夕の国を観た人のリアルな口コミ
ここからは七夕の国を読んだ人の口コミを紹介していきます。
これから七夕の国を読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
七夕の国がつまらないと感じた口コミ

超能力や怪奇現象、戦国時代が出てきたり世界観が分かりづらい。
何がしたいのか分からなくて続きを読みたいとは思えなかった。

最後の決着が無難な感じだし、アッサリ終わるので残念。
ラストに向けて展開が早すぎて、もう少し丁寧なラストが良かった。

全体的に絵が古くさくて読みづらく感じてしまう。
登場人物も個性がなくて、話に入っていけなかった。
七夕の国が面白いと感じた口コミ

途方もない宇宙まで広がっていくストーリーなのに、細かい伏線が多くて面白い。
全4巻なのも手にとりやすくておすすめ!

物語の核心に迫るごとに心がざわざわする…。
伝承や風習のでき方が本当に生々しくて、真実が歪む感じがしてリアルに感じた。

寄生獣の作者ということで期待して読んだら面白かった。
派手さはないけど、この作者らしい淡々とした怖さがあってどんどん読み進められる!
七夕の国についてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることで七夕の国をまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
原作と完全版だと内容に違いはあるの?
2003年に完全版が上下巻で発売されましたが、内容的に違いはほとんどありません。
一部台詞の位置やコマ割りが修正をされていますが、内容的には変更していません。
ただ、完全版には巻末に作者の岩明均先生へのインタビューが載っています。
七夕の国制作についての裏話やエンディングについても語られています。
表紙も新規で書き下ろしたものになっているので、完全版を購入した方が内容的には充実していると言えます。
ドラマのロケ地はどこ?
公式に発表されているものでは、栃木県宇都宮市にある栃木県庁と千葉県木更津市、静岡県が舞台となっています。
作中に登場する喫茶店「マルカミ」は、静岡県静岡市にある「羅比亜」で撮影がされました。
丸神の里で出てくる旅館は静岡県御殿場市「旅館 富士本屋」がロケ地となっています。
これらは県の公式サイトや配信サイト、お店で公式に紹介されているため間違いないでしょう。
その他視聴者の意見として、主人公の通う大学のロケ地は「東京海洋大学」ではないかと言われています。
原作を無料で読める漫画アプリはある?
漫画アプリ「ピッコマ」で1巻までですが、1日1話無料で読むことができます。
漫画アプリで少し読んでみて面白そうなら購入するのがおすすめです。
全4巻と集めやすい巻数なので、興味がある人はぜひ読んでみてください。


コメント