地獄楽は、ジャンプ+で連載された忍者が繰り広げるバトル×ダークファンタジー漫画です。
主人公の死罪人・画眉丸(がびまる)が生きて妻の元に帰ろうと、無罪放免のために指定の品を求め、命懸けの戦いをしていきます。
そんな地獄楽をネットで検索すると「打ち切り理由」というワードが出てきます。
こうした疑問を持つ人向けに、地獄楽の打ち切り理由について解説していきます。
打ち切りだと思われている原因にも様々な理由が隠れています。
こうした理由を知ることで地獄楽への見え方が変わって、新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
【結論】地獄楽は打ち切りになっていない
2018年1月に連載が始まり、2021年1月に連載が終了しています。
地獄楽は、連載中には2度の原画展が開催され、2019年の全国書店員が選んだおすすめコミックでは第4位を獲得しています。
単行本は新刊が出るたびに即重版出来となり、2018年8月にはジャンプ+の人気No.1作品とされました。
また、2024年12月時点でシリーズ累計発行部数が650万部を突破しています。
連載終了後もアニメ化・舞台化されている点からも人気作だと伺え、打ち切られた可能性は低いでしょう。
地獄楽が打ち切りになると思われた理由5選
ここからは、実際には打ち切りの事実がない地獄楽が打ち切りと勘違いされた原因を解説していきます。
これらの理由によって地獄楽が打ち切られると勘違いされているようです。
それぞれの理由について細かく解説をしていきます。
全13巻と人気作と比べて巻数が少なく、連載期間も約3年と短かった
作者はインタビューで「話は引き延ばさず、キャラが壊れる前に終わらせたい」と意向を話していました。
その意向どおり、地獄楽は初めから中期~短期で完結するように設計された作品です。
作中でキャラが次々と死んでいく様子、グロさや絶望の描写が、読者の精神的な消耗に作用します。
そのため、長期連載では「読むたびに疲れてしまう→読者離れ」になりかねないため、地獄楽は短期連載向きの作品と言えます。
また掲載媒体のジャンプ+は、本誌ジャンプに比べて作家性・作品完結を重視しています。
地獄楽は、作者の意向・物語の設計・掲載媒体がかみ合い物語が完結したため、打ち切りではありません。
作品の特性が短期連載向きで、作者自身も短期での完結を目指していた
グロい描写が多く、賛否が分かれやすい作風だった
地獄楽は「死罪人の物語」を成立させるため、登場する罪人・悪人たちに情けをかけず、残酷に罰しています。
また「天仙」の攻撃も、人知を超える存在であることを強調するため、人間を生きたまま玩具のように扱う等の描写があります。
このように、人体欠損や変質など「元に戻らない・都合よく復活しない」表現を徹底していました。
単純に肉体を傷つけるだけでなく、人間の尊厳を壊す扱いをする点に強い嫌悪感を抱く人は一定数います。
一方で、残酷な描写が「物語の設定に沿っている」「一貫して描かれている」と評価する読者も多くいました。
容赦ない残酷な描写が、読者離れを生み、打ち切りに繋がるのではと懸念されていたのでしょう。
グロい描写は物語の設定に沿ったもので、一貫している点を評価する読者もいる
作者の次回作「アヤシモン」が短期で打ち切りとなっている
アヤシモンも暴力表現が重めで、主人公に暗い背景がある設定でしたが全3巻で打ち切りとなりました。
その設定や複雑な世界観等が少年向けではなく、連載に必要な人気を獲得できなかったのです。
また同時期に「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「マッシュル」等が連載されていたため、読者が分散されたと思われます。
アヤシモンは妖怪×極道×バトルの物語で、ダークな雰囲気が地獄楽と似ていると捉えらるでしょう。
作者が同じで作品の設定や雰囲気が似ていたため「打ち切りの作品は地獄楽?」と勘違いを呼んだかもしれません。
地獄楽と似た設定・雰囲気の作品だったため、打ち切りの情報が混同された可能性がある
最終回付近で登場人物の退場が多く、ひどい・駆け足だと批判の声があった
地獄楽は終盤の2~3巻で、重要キャラが一気に退場し、感情の整理が追い付かない等、読者から批判の声がありました。
終盤では、余韻を残さず次の戦いに移ったり、戦いの結末が即死だったりと、あっという間に進む印象を強く受けます。
この流れは物語の設計で「役割を終える→退場」「最後まで生き残る人数は少ない」と、初めから決められていました。
また、長期連載をしない前提のため、伏線回収を優先し短期完結を貫いた結果です。
心理描写を排し最後まで「地獄」だった点が「ひどい」と批判されましたが、最後までテーマを一貫して完結できた作品でした。
心理描写の少なさがネガティブな印象を生んだが、作品のテーマを一貫したものだった
アニメ化が決まってから実際の放送までに約2年の空白期間があった
地獄楽のアニメ化発表は2021年1月でしたが、実際に放送されたのは約2年後の2023年4月でした。
一般的にアニメの制作は1年~1年半が多く、地獄楽は他作品と比べても制作に時間がかかったことが分かります。
この空白期間の理由は、制作会社がMAPPAだったことです。
当時MAPPAは「呪術廻戦」「進撃の巨人 The Final season」「チェンソーマン」等、大型案件を抱えていました。
地獄楽はアニメ化の難易度が高く、忍術・剣術の高速戦闘シーンや人体破壊、植物や虫の繊細な描写等、作画に時間を要します。
また、原作でも話題になったグロい描写をアニメでどのように表現するか、調整が必要でした。
そのため、空白期間はアニメ化のクオリティを優先し、制作上の都合や作品の難易度から必要な時間だったと考えられます。
大型の案件を多く抱える制作会社の影響もあり、アニメ化の制作に時間がかかっている
地獄楽を読んだ人のリアルな口コミ
ここからは地獄楽を読んだ人の口コミを紹介していきます。
これから地獄楽を読もうと思っている人の参考になるような意見を集めています。
雰囲気が合うかな、と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
地獄楽がつまらないと感じた口コミ

戦闘とか絵柄はカッコいいけど、なかなかにグロ耐性がないときつい。
全体的にはそうでもないのに、死刑や拷問や惨殺のシーンだけ無駄にグロい。

パワーシステムが謎、戦いの進展が作者の匙加減でどうとでもなる様で説得力ない。
ハンター×ハンターとか進撃の巨人とかいろいろ混ざってる感じ。

絵もストーリーも好きなんだけど、虫のシーンは耐えられなかった。
気持ち悪くなって離脱。
地獄楽が面白いと感じた口コミ

鬼滅の刃と時期が被ったのは残念だけど、この作品がもっと売れてもおかしくないと思う。
始まりはダークだけど、戦う目的が、自分も自覚してなかった愛のため…推せる。

死が身近過ぎる世界線で、死と隣り合わせの緊張が続く。
戦闘シーン、躍動感、迫力あって最高。

アニメから入った! 続きが待てなくて原作を追って読破。
主人公以外のキャラも掘り下げられてるし、間延びしないで完結してて読後スッキリ。
地獄楽についてよくある疑問
ここからは作品についてよくある疑問についてまとめていきます。
作品のいろいろな楽しみ方や噂について知ると、作品に対する理解が深くなります。
作品の背景を知ることで地獄楽をまた違った楽しみ方を探ってみましょう。
最終回がひどいと言われている理由はなに?
終盤までは天仙との戦いやキャラが大量に退場するなど、動きが活発でした。
しかし最終回は戦いがほぼなく、最小限の説明で淡々とした後日譚のように描かれています。
また、救済されたキャラが少なく、円満な終わりではなく喪失感が濃く残りました。
少年漫画に期待されがちな「努力が報われる爽快な勝利」ではなく「報われない虚しさ」が目立ち「ひどい」に繋がったと考えられます。
アニメは原作のどこまで放送されたの?
アニメ1期(全13話)は、原作5巻前半~中盤あたりまでで、2023年4月から7月まで放送されました。
1期最終話は、神仙郷が「楽園ではない」と確定し、本当の地獄がこれから始まるという終わりです。
ゲームでいうと、チュートリアルが終わり、本格的に物語が始まるというところでしょう。
アニメ2期は2026年1月に放送ですので、続きがどのように描かれるのか楽しみですね。
原作漫画は無料でどこで読める?
ジャンプ+、ゼブラック、ピッコマ、コミックシーモア等、複数のサービスで読めます。
サービスによって無料で読める範囲や条件は異なります。
もし、既に利用しているサービスがある場合は、公開されているか確認してみましょう。
また、新たにサービスを利用の際は、事前に公開されているか確認しておきましょう。


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